2004年 996Carrera4 12ヵ月定期点検のご紹介です。
遠方の販売店さんでのご購入のため、点検整備のご依頼を頂きました。
多数あるメンテナンスショップの中で弊社をお選びいただき大変感謝しております。
早速各部点検開始です。
まずはエンジンルーム各部。
定期的にメンテナンスされていたお車のためコンディションは良好です。
納車でブレーキメンテナンスも行われていたようで、ブレーキ関連も整備を必要とする箇所はありません。
カレラ4のため車体後部トランスミッションよりフロントデフへ駆動を伝えるためにプロペラシャフトが通っております。 そのジョイント部にラバー製の部品を使用しているために、経年劣化でクラックが入っておりましたので交換整備となります。
駆動関係のオイル交換履歴が不明でしたので、ATFと各デフオイルもお取替えさせて頂きました。 特に気になる金属片などは無くコンディション良好です。
ATのドレンボルトがサビていたためにナメてしまう心配がありましたが、無事に外せました。 もちろんドレンボルトは新品交換し、テスターで油温を確認しながらきっちりと油量合わせを行います。
最後にエンジンオイル/オイルフィルター交換しロードテストを実施して完了です。
遠方の販売店さんでお車を購入され、メンテナンス先で悩んでみえる方は是非一度ご相談くださいませ。
オイル交換だけでもよろこんで作業させて頂きます。